「 神 様 物 語 」
「自虐の詩」「空気人形」の鬼才・業田良家先生の最新刊です。
ある町にやってきた貧乏な神様が、いろんなこと・人を “ゆるす” という
とても優しいお話です。
貧乏でみずぼらしい中にも、
優しい神々しさにあふれる本にしたいなぁと思い。
紙はわらのような繊維の入った
素朴なザラザラとした質感のある紙を使用。
レインボー箔で神様と後光を押して神々しさを。
物語の中に出てくる食べ物たちを浮かばせてみました。
(特にカツ丼は先生のこだわりです!)
箔も金や銀だと、かたすぎる、、、
レインボー箔ならかわいく優しい色味になるし、
本によって色のバラつきがあってそれも楽しいな!と考えました。
せっかくなので、棚ざしされた場合も考え、
背にも天使を箔押ししてみました。キラキラします!
神様はダンボールで生活しているので
表紙はそれっぽい紙を選んでみました。
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またノンブルにもかわいい天使を!
よ〜く見てみると、30ページに1回くらいの割合で
ポーズ違いの天使がいます。
気づいた人が何度も楽しんでくれたらなぁとの仕掛けでした。
(果たして気づかれた方がいらっしゃるのかどうか……)
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この本、先生もすごく気に入ってくださったみたいで、
こんなサインの入った見本誌をいただいてしまいました!!
「自虐の詩」ファンだった私には夢のような宝物です!
先生の奥様やむすめさんに特に喜んで
いただけたみたいです。
女性に受け入れやすいデザインだったのでしょうか?
とても暖まるお話なのでぜひ手に取っていただければ嬉しいです!
●「神様物語」
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